電卓の使い方 その②
※今回の記事は前回の
電卓の使い方 その①
の続きになります
まだの方はそちらから
読んでください
otonashi-shizuka.hatenablog.com
今回の電卓で使える
裏技は・・・
「GT(グランドトータル)機能を使おう」ということです!!
なぜ、GT機能が重要なのか?
と言いますと・・・
その前にGT機能について
説明します
簡単に言うと
四則演算
(加算・減算・乗算・除算
が組み合わさった計算)
の集計を行う機能です
例えば
200×15+300×10
という数式を計算すると
しましょう
電卓で数式通りに
打ち込んでしますと
四則演算の正確な
答えを出すことが
できません
そのため
『200』『×』『15』『+』
『300』『×』『10』『=』
と電卓を押した場合には
33,000と間違った答えが
表示されてしますのです
正しくは
『200』『×』『15』『+』
『300』『×』『10』『=』『GT』
と電卓に打ち込むことで
6000という四則演算の
ルールにそった
答えを導きことができます
なお、GTを使わずに
四則演算をするなら
前回にも話したように
200×15の答えと
300×10の答えを
メモする必要があり
いちいち手間がかかってきます
簿記3級では90分の限られた
時間しかないうえ
計算する手間が掛かりすぎると
それだけミスが発生する
可能性が増えるので
GTを使いつつ電卓を
操作した方が
手間が少ない分
効率が上がるでしょう
ここで皆さん前回説明した
「M+」なんて使わなくても
「=」「GT」で十分じゃないかと
思われるかもしれません
なのでもう一つ例を出します
(60×20-10×30)÷20
上記を電卓では次のように
入力して計算します
『60』『×』『20』『M+』
『10』『×』『30』『M-』
『RM』『÷』『20』『=』
40となります
メモリーに加えたり
メモリーから引いたり
メモリーの数字を呼び出して
割ったりと面倒な計算も
メモリーを利用すれば
簡単にできます
これが「GT」との大きな違いですね
複雑な計算の場合は「M」
単純に計算式の合計が
知りたいときには「GT」
を使いましょう!!
いかがでしたでしょうか?
皆さんもGTを使いこなして
簿記の試験に合格できるよう
実力をつけましょう!!!