電卓の使い方 その①
簿記の計算を
スラスラとできることが可能に!?
簿記で使える
電卓の賢い使い方を
この記事で公開致します!
「いちいち計算内容
を紙に書いてしまう」
「計算が細かくなりすぎて
途中で混乱する」
このように
電卓で上手く計算してみたいけど
電卓の機能を上手く使いこなせず
悩んだことはありませんか?
そんな人に簿記の電卓で使える
手早く計算することが可能になる
電卓の裏技をお伝え致します!
この裏技を知らないで多くの人が
簿記を必死に勉強しても
電卓を上手く使いこなせずに
効率の悪い計算をして
自分を責めてしまっている人が
とても多くいます。
ですので、簿記の電卓を
使いこなして問題を素早く解きたい
そして、日商簿記3級に合格して友達を見返したい!!!
という人は是非とも
この記事を読み進めてください!
では、具体的に
簿記の電卓で使える
裏技とは・・・・
「メモリー機能を使う」
ということです!
なぜメモリー機能が重要なのか?
と言いますと・・・
その前にまずはメモリー機能の
簡単な説明をします
メモリー機能とは
電卓に数字を記憶させるものです
一度記憶させた数字を
後で読み込んで
使用することができます
具体的なボタン動作は
以下のようになります
初期値は0(ゼロ)が
記憶されていると
考えるといいでしょう
ボタン | 動作 |
---|---|
M+ | 現在記憶されている数字に、ディスプレイ上の数字をプラスして結果を記憶 |
M- | 現在記憶されている数字から、ディスプレイ上の数字をマイナスして結果を記憶 |
RM | 記憶されている数字を表示 |
CM | 記憶されている数字を消去(0を記憶させるようなもの) |
メモリー計算の例として
日商簿記3級の
商品有高帳でみられる
単価の計算の問題
をみてみましょう
例)商品有高帳(移動平均法)
1回目の商品の購入が@100円で70個
2回目の商品の購入が@130円で80個
払出単価を平均法で計算してみましょう
[計算過程は以下になります]
@100円×70個+@130円×80個 =@116円(平均単価)
70個+80個
上記を電卓で計算する場合に
分子の計算を電卓ですると
『100』『×』『70』『=』
と入力して出た数字
7,000
と
『130』『×』『80』『=』
と入力して出た数字
10,400
をメモに書きとめて
上記を足してメモし
『7,000』『+』『10,400』『=』17,400
さらに分母を電卓で計算して
『70』『+』『80』『=』150
これをメモして
最後にこれらを合体して計算する
17,400 =116
150
すると、いちいち少しずつ
計算してメモして
計算してまたメモしてだと
時間もかかるし
本試験では計算用紙として
A4サイズ両面白紙の
紙を1枚しか渡されないので
いちいち計算用紙に
計算メモをたくさん
書いてしまうと
メモ用紙の紙をすぐに
使いきってしまいます
ですので
先ほどのメモリー機能
を使って計算をすると
『100』『×』『70』『=』→7,000
と表示されます
ここで【M+】を押します
メモリーに7,000が記憶されます
『130』『×』『80』『=』→10400
と表示されます
ここで【M+】を押します
メモリー内に7,000と10,400の
合計である17,400が記憶されます
ここで【MR】を押します
そこまでのメモリーの集計値
(17,400)が表示されます
そして最後に計算を
電卓でまとめると
『17,400』『÷』『150』『=』→116
と答えが出ます
どうでしょう?
先ほどの計算してメモして
の繰り返しよりも
電卓上で計算が
完結されているので
計算も早くて
いちいちメモもとらないで
スマートに問題を解くことが
可能となります
皆さんもメモリー機能を
上手く使って簿記の試験を
うまく突破しましょう!